コラム

健康について考えるコラムです。お時間ある時にご覧ください。

『なぜ血は赤いの?』 ~子どもの疑問から~

子どもってとんでもない疑問を投げかけてくるのです。

経験がある方もいると思いますが、「は??」的な疑問から、「なるほど!!」と感心するものまで様々です。

ある日は、「どうして人間は死んじゃうの?」「パパも死んじゃうの?」

またある日は、「どうして血は赤いの?」「なんでウンチは黄色いの?」

などなど・・・。
ちなみに寿命というのは簡単に言うと、人間(生き物)にあるDNAという設計図によって決まっているのですが、娘たちに説明しても頭の上のクエスチョンマークは一向に消えない様子。

カイロプラクティックで「人体」に携わる仕事をしていても、ミクロの話や細胞・器官の働きなど忘れていることが多いものです。そこで、今回はカラダに流れる「血液」のお話を少ししたいと思います。

血液はどこでつくられる?
血液は赤くドロドロしていて、酸素や栄養を運ぶもの。このくらいのことはご存じの方も多いのではないでしょうか。ところが、この血液が作られる場所はあまり知られていないかもしれません。

実は、骨の中心部にある空洞内に骨髄というのがあって、ここで作られているのです。骨髄バンクという言葉は知っていますよね? まさにその骨髄です。骨髄で作られた血液(厳密には血球)は心臓というポンプに送られ、人体という小宇宙に旅立ちます。

心臓の4つの部屋
昔、理科で習ったことを思い出されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。心臓には4つの部屋があり、動脈を通って全身へ血液を送り出し、静脈を通って回収してきます。心臓は、以下の作業を一日中しているのです。

  1. 左心房から送り出された血液は全身に回り、人体に酸素や栄養を運びます。
  2. 二酸化炭素や老廃物を受け取って右心房へ向かいます。
  3. 右心房から真下の右心室へ流れて、右心室から今度は肺に向かいます。
  4. この肺でガス交換を行い、酸素をたくさん含んだ血液は左心房へ送られます。
  5. 左心房の真下の左心室から再び全身へ血液を送ります。

なぜ血は赤いの?
子どもからの質問にもありましたが、血液の赤さ。どんな理由があるのでしょうか?
これには、血液の成分であるヘモグロビンという組織に関係があります。このヘモグロビンとは、酸素の運搬をしているタンパク質です。

少し詳しく見ると、ヘムという鉄の成分とグロビンというたんぱく質から構成されますが、この鉄が血液の赤さに由来しているのです。鉄が錆びると赤っぽくなりますよね?実はウンチの黄色もこのあたりに関係がありますが、このお話はまたの機会にします。

青い血の生き物
ところで、昆虫やたこ・イカなどの血液は青色だってご存知ですか? この青い血液はヘモシアニンという銅の成分が混ざっているからなのだそうです。10円玉も錆びると青っぽくなりますよね?

と、今回は人体について表面の部分だけお話いたしましたが、いかがでしたでしょうか?
非常に難しいですが、非常に面白くて興味深いのが人体です。まだまだ勉強不足ですべてはお答えできませんが、このようなテーマを与えてくれた子供に感謝です。

みなさんもご自身のカラダの疑問、気にしてみてください。カラダに興味を持つことで、カイロプラクティックの施術によるカラダの変化を実感することが、もっと楽しくなるかもしれません。
心臓イメージ図

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