体のコラム

健康について考えるコラムです。お時間ある時にご覧ください。

強押しマッサージは要注意

皆さんはマッサージの際、どのくらいの強さで押されると満足できますか?
人それぞれ好みや感じ方の違いがあると思いますが、強く押されるのが好みの方は注意が必要です。
今回は、強押しマッサージについてお話していきます。

強く押しすぎのマッサージは打撲と同じ

マッサージは身体の外部から指や手のひら(時には器具)で刺激を与えることですね。
たとえば、
サッカーで「ボールにぶつかった!」や落ちて来たものに「当たってしまった!」などと同じ身体の外側からの刺激なのです。
そのため強く押しすぎるとケガをしてしまい打撲と同じような状態になります。
筋肉に強い刺激が加わると筋肉の膜(筋膜)が壊れ、筋繊維(きんせんい)が圧迫されてしまい、そこに内出血が生じアザになってしまうのです。また内出血をしていなくても筋繊維が傷つくこともあります。

筋膜と筋繊維の構造

マッサージをした翌日などに筋肉痛のような痛みやダルさがでる「揉み返し」と呼ばれている症状も強すぎる刺激に対して筋肉が反応を起こしたものです。筋膜や筋繊維は右の図のようにできています。
この細かい筋繊維が圧迫されて潰れると「打撲」という症状になり部分的に痛みが生じます。
マッサージは指や手のひらで筋肉を圧迫する行為ですので、強すぎると打撲のような症状になってしまうのです。
そして、筋繊維が完全に切れてしまうと「肉離れ」になります。

過度に強い刺激は続けることによって筋繊維だけでなく筋膜も刺激を受け硬くなり元に戻りにくくなってしまうため要注意です!

マッサージによる刺激はほどほどに

強押しマッサージを続けると、どのようになってしまうかというと……

  1. 強押しによって本人は気持ちいいと感じていても、筋膜には微細な損傷が起きます。
  2. 損傷した筋膜は人間の治癒力によって治ろうとします。
  3. 筋膜の損傷を回復しようとするとき単に以前の状態の筋膜に戻るのではなく、これまでの刺激にも耐えられる筋膜へと進化します。
  4. そして、刺激に強い筋膜となり以前までの刺激を感じにくくなり、更に強い刺激を求めるようになるのです。
肩こり改善のための施術

上記のようなことが繰り返されると、強く押しても感じない筋肉になってしまいます。
そのような状態の筋肉になってしまうと、これからずっと強い刺激を求めてマッサージに通うことになってしまう可能性が高くなってしまうため、マッサージは適度な強さにしましょう。

身体の箇所によっては軽く押しても痛みを強く感じることもありますので、ご自身で行う際はより注意が必要ですね。

当院では強押しをご希望の方もいらっしゃいますが、身体のバランスを整えることで筋肉に対する負担を減らす『カイロプラクティック』という施術を行っております。コリや辛さの原因を探しだし根本から改善していきます。
その他、必要に応じて自宅でカンタンに行えるストレッチなどもアドバイスしていますのでお気軽にご相談ください。