体のコラム

健康について考えるコラムです。お時間ある時にご覧ください。

骨格バランスを整えて偏平足を予防

足のお悩みは「むくみやすい」「疲れやすい」「ウオノメやタコができやすい」などさまざまですが、その原因の多くは「足底アーチ」の崩れに見られることをご存じでしょうか。
足底のアーチが崩れると「偏平足(へんぺいそく)」になってしまいます。
今回はこの「偏平足」についてお話したいと思います。

足の健康の秘密は3つのアーチ

足部は全体に上方へ隆起し、軽く湾曲した3つのアーチを形成しています。

足の3つのアーチ、内側縦アーチ・外側縦アーチ・横アーチの解説図
  • 内側縦アーチ … 拇指球(ぼしきゅう)~かかと
  • 外側縦アーチ … 小指球(しょうしきゅう)~かかと
  • 横アーチ … 拇指球~小指球

この3つのアーチがあることで、動いたときの衝撃や立っているときにかかる体重を分散させています。

■ 偏平足について

偏平足とは内側縦アーチが崩れ、「土踏まず」が無く平らになっている状態のことをいいます。
土踏まずが無くなると地面からの衝撃を吸収できないため、足が疲れやすかったりむくみやすかったりします。

また、内側縦アーチが崩れることにより重心が土踏まずの部分にかかりやすくなるので、足の拇指側への負担が増え外反母趾(がいはんぼし)にもなりやすいです。

なぜ、偏平足になるの?

生まれたばかりの赤ちゃんには、土踏まずが無く偏平足だということをご存じですか?
歩行を始める1歳~2歳頃から土踏まずが徐々にでき始め、多くの場合は8歳までに形成されます。

■ 偏平足になる3つの原因

1.運動不足
土踏まずの形成には、ふくらはぎと足裏の筋肉が重要な役割を果たします。しかし幼少期に運動不足などでこの筋肉が発達しないと、足裏のアーチが十分に形成されないまま大人へと成長してしまいます。
近年さまざまな理由から子どもは外で遊ぶ機会が減っており、偏平足が増えているといわれています。
また、大人になってからでも運動不足でふくらはぎと足裏の筋肉が弱くなってしまうと、足裏のアーチが維持できなくなるため、偏平足になってしまいます。
2.足に合わない靴の使用
足に合っていない靴を履いたりヒールの高い靴を長期間履き続けていると、足裏の筋肉をうまく使うことができないため偏平足になりやすくなります。
3.肥満・急激な体重増加
急激に体重が増えると土踏まずを形成している靭帯が引き延ばされてしまい、偏平足の原因になることがあります。

偏平足の予防・改善法

偏平足は残念ながら100%の回復は見込めませんが、ふくらはぎから足底についている後脛骨筋(こうけいこつきん)や足底筋群を鍛えることである程度は改善することはできます。
しかし、大切なのは偏平足になってしまう前に予防することです。
いくつか予防法をご紹介しますので、ぜひ実践してみてください!

偏平足の予防に効果的なエクササイズ「タオルギャザー」

■ ふくらはぎ・足裏の筋肉を鍛える

偏平足の予防に効果的なエクササイズ「タオルギャザー」をご紹介します。

  1. 床にタオルを広げます。 水の入ったペットボトル等の重りになるものをタオルの端に置くと難易度を調節できます。
  2. 重りの反対側に足裏を乗せます。
  3. 踵(かかと)を支点にして、重りが指先に当たるまで足指全体でタオルをたぐり寄せます。
    ※踵を床から浮かさないよう注意しましょう。

上記を10回~20回繰り返します。

1ヵ月~2ヵ月ほど継続して行うと足底の内側縦アーチを形成するために重要な後脛骨筋・前脛骨筋(ぜんけいこつきん)・長趾屈筋(ちょうしくっきん)・長拇指屈筋(ちょうぼしくっきん)という筋肉をバランスよく鍛えることができます。

■ 裸足で生活する

裸足で生活することで、無意識に足裏の筋肉を鍛えることができます。
なぜかというと、裸足のときと靴下やスリッパを履いているときとでは使う筋肉が違うためです。

■ 骨格のバランスを整える

骨盤が歪むと身体がアンバランスな状態になります。
そのため重心の位置も変わり、立っているときや歩いているときなどの足にかかる負担が増えます。

当院のカイロプラクティック(整体)は骨盤のバランスを整えることにより、身体全体のバランスを整え、偏平足の予防・改善にも繋がります。
偏平足など足のことでお悩みの方は、当院へご相談ください。